WiMAX2+端末「W05」のブラック×ライムを購入しました。
実際に使い始めてから1ヶ月が経過したのでレビュー記事として紹介したいと思います。
W05のスペック、外観、機能、速度といったユーザーが気になる所をまとめてみたので参考にしてみ下さい。
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W05の基本情報(スペック)を紹介
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サイズ | 約130×55×12.6mm |
重量 | 約131g |
連続通信時間 | 初期設定時:約540分 |
連続待受時間 | 初期設定時:約850時間 |
充電時間 | TypeC アダプタ 02:約120分 |
バッテリー容量 | 2,750mAh |
画面サイズ | 約2.4インチ |
下り最大通信速度 | 708Mbps |
上り最大通信速度 | 75Mbps |
au ICカード | au Nano IC Card 04 LE U |
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スペック表を見る限り、旧機種に比べ劇的に性能が向上しているわけではなさそうですね。
上り最大通信速度が2倍以上になったことくらいでしょうか。
上りとはWEB上にデータを送信することを指し、アップロードとも呼ばれています。
例えばSNSに写真を投稿したり、Youtubeに動画を投稿したりしますよね。あれがアップロード(上り)です。
逆に動画を観たり、ファイルのダウンロードなど、データを受信することをダウンロード(下り)と呼びます。
つまり、アップロード(上り)速度やダウンロード(下り)速度が速ければより快適にインターネットができるということです。
ただ、上り最大通信速度が2倍以上になったと言っても、あくまで製品本体の性能のことを指しますので、使用環境によっては最大限パフォーマンスを出すことができないことも十分考えられます。
例えばW05の下り最大通信速度は708Mbpsと記載がありますが、そこまでの通信速度が出ることはまずないです。
私の環境では調子が良い時で30Mbps前後くらいでしょうか。
通信速度は早いに越したことはないですが、20Mbps以上あれば快適にインターネットが利用でいるとされています。
ですからスペック表を見て判断するよりも、実際にあなたの環境で使ってみなければ分からないところも正直あると言えます。
環境によって通信品質は異なる
WiMAXは環境によって通信品質が異なります。
インターネットで「通信速度が速くて快適」「通信速度が○○Mbpsが出た」なんて口コミをよく見ますが、あなたの環境で全く同じようなクオリティ(数値)が出るとは考えにくいです。
もちろん同じような感覚や、それ以上の感覚で利用できている方もいると思いますし、その逆も然りです。
ここでは私(自宅)が旧端末W03を利用していた条件を紹介したいと思います。
自分の環境と照らし合わせて参考にしてください。
自宅の環境
- 地方中小都市
- 線路沿いで民家に囲まれている
- 1LDKのアパート(一階)
地方都市から少し離れている中小都市で、近くに電車が通っているアパート(1階)になります。
部屋のなかでも特定の場所でしか電波が拾えず、圏外になる場所も存在します。
具体的に述べますと窓際だとアンテナ3本、リビングの中心だとアンテナ1本、部屋の奥(窓から遠い場所)はほぼ圏外になります。
モバイルルーターのメリットは持ち運べる点にありますが、私の環境ではほぼ窓際に固定する形で置くことになってしまいます。
使用用途
- インターネット(Youtube等)
- スマホのWi-Fi接続
- Amazonプライムビデオ
主な用途はWeb検索や動画視聴、スマホのWi-Fi接続、あとは週末にAmazonプライムビデオを観る程度でしょうか。
一日中パソコンに張り付いているわけではなく、使用する時間帯は主に夜です。
W05を実際に使って感じた7つのこと
受信広域が旧機種(W03)に比べ若干広がった
これまでW03というWiMAX2+端末を使っていました。
このW03だと部屋の中でも特定の場所でなければ電波が拾えず、それ以外の場所はほぼ圏外と受信感度が良いと言えるものではありませんでした。
それが、
W03が圏外になるところでW05を使用してみたところ、
上記画像のように電波が拾えるようになりました。
アンテナが1本と決して良い受信状態ではありませんでしたが、全く拾えなかった電波が拾えるようになったのは受信感度が向上している証拠と言えますよね。
ちなみにW03の受信状態が良いところにW05を設置したら、同じようにアンテナが3本が立ちました。
電波の受信感度が向上したというよりも、受信広域が広がったと捉えた方が良いかと思います。
通信速度は旧機種(W03)とさほど変わらない
インターネットを快適に利用するうえで通信速度は必要不可欠と言えます。
受信感度が良くても通信速度が遅いと意味がないですからね。
W05とW03の通信速度を比較してみました。
【W03(旧機種)の通信速度】
W03の平均ダウンロード速度は約23Mbps、平均アップロード速度は約1.88Mbpsという結果に。
アップロード速度に低い数値が出ていますが、これくらいが普通なので特に気にする必要もありません。
【W05(現機種)の通信速度】
W05の平均ダウンロード速度は約23Mbps、平均アップロード速度は約1.14Mbpsという結果になりました。
数値からも分かるようにダウンロード、アップロード速度ともにほぼ大差ないのがわかります。
体感するほど劇的に速くなったとかはなく、今まで使っていたような感覚で使えています。
旧機種(W03)との性能差はさほど感じませんでした。
都心部でW05を使用している方のレビューを拝見すると、この結果よりも倍以上の数値を計測している方もいます。
ですから、都心部の方が通信品質が良いのかな?と感じる部分もあります。
ただ、地方だからと言って全く繋がらないというわけではなく、Youtubeも普通に観れますし、Hulu、Amazonプライムビデオなどの動画コンテンツも問題なく観れています。
端末サイズについて
モバイルルーターはスマートフォンのように常に持ち歩いて操作するものではないですが、小さいに越したことはないでしょう。
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個人的にはW03の方が手に馴染む感じはしますが、鞄やポケットに入れて持ち運ぶことを考えたらさほど大差はないかと思います。
自宅に置く場合も、このサイズなら邪魔になることはないでしょう。
ハイスピードプラスエリアにより受信広域が広がる
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W05には「ハイスピード」と「ハイスピードプラスエリア」と呼ばれる通信モードがあります。
- ハイスピード:WiMAX回線
- ハイスピードプラスエリア:WiMAX回線とLTE回線
ハイスピードはWiMAX回線を使って通信する通常モードだと考えて下さい。
ハイスピードプラスエリアはWiMAX回線またはLTE回線で通信することができます。
このLTE回線はau 4G LTEのことを指し、auで使われている通信回線も利用できるということです。
つまりWiMAX2+回線で拾えなかった電波をLTE回線でカバーすることができ、よりインターネットに繋がり易い環境を構築することができるのです。
同じ環境でハイスピードとハイスピードプラスエリアを比較してみました。
ハイスピードだとアンテナが1本しか立ちませんが・・・・。
ハイスピードプラスエリアだとアンテナが3本経っているのがお分かりいただけると思います。
このようにハイスピードプラスエリアに切り替えることで受信広域を広げることができるわけです。
ただしこのハイスピードプラスエリアを使用するにあたって以下2つの注意点があります。
ハイスピードプラスエリアの注意点
- 月額料金1,005円
- 7GB/月しか使えない
【ハイスピードプラスエリアは月額料金1,005円】
ハイスピードプラスエリアは使用した月のみ発生する有料オプション(月額料金1,005円)になります。
このようにハイスピードプラスエリアに通信モードを切り替えようとすると「追加料金が発生します」みたいなアナウンスが表示されます。
自宅の通信環境が良好ならわざわざハイスピードプラスエリアを使う必要はないです。
ただ、出張先や自宅の通信環境が劣悪な場合は重宝する通信モードと言えます。
受信広域を広げる対価として基本使用料の他に月額料金1,005円を支払うくらいでしたら、固定回線を引いた方が賢い選択ですよね。
【月に7GBしか使えない】
ハイスピードプラスエリアは月に7GBしか使えません。
使い方にもよりますが正直7GB/月は少なすぎます。
私の経験上、2時間映画を2本程度観たら7GBに到達してしまいますよ。
「WiMAX圏外域でどうしても通信がしたい」など緊急性を要する時には使えそうですが、利用価値としてはそこまでないように感じます。
ハイスピードプラスエリアを無料で使う方法はあるが・・・。
ハイスピードプラスエリアを無料で使う方法もあります。
それは3年契約を選択することす。
本来なら月額料金1,005円が発生するハイスピードプラスエリアですが、3年契約を選択することで無料で使うことができます。
3年契約してまでもハイスピードプラスエリアを使う価値があるのかと言えば疑問が残りますが、2018年に入ってからは3年契約からしか選択できないプロバイダも増えてきました。
私が契約しているBroad WiMAXも今回紹介している機種「W05」を選択すると3年契約しか選べないようになっています。
ですからW05を購入する場合プロバイダによっては必然的に3年契約になってしまうのです。
3年契約だと簡単に解約ができないことや、バッテリーの劣化などが懸念されるわけで、容易に選択できないのも現状です。
わたしも正直迷いましたが、Broad WiMAXはW05が無料で機種変更できること、基本料金の月額割引を受けることができるということで3年契約を結びました。
機種変更の詳しい内容はこちら【Broad WiMAX】モバイルルーターを無料で機種変更してみたを参考にしてみて下さい。
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スマホのWiFi接続はどうなのか?
Wi-Fi接続でスマホゲーム、Web検索は特に問題なく利用できていますが、電子レンジを使うと通信が不安定になります。
例えばネットが急に繋がらなくなった時や、動画が途中で止まった時などは大概(たいがい)電子レンジが稼働してる場合が多いです。
ですからスマホゲームのマルチプレイ中は、電子レンジの使用はかなりリスキーと言えます。
スマートフォンに限らずWiFi接続している機器は、少なからず影響を受けますから注意が必要ですね。
グレードルは特に必要ない
上記画像の白い台みたいなのがクレードルになります。
クレードルとは充電できる単なる台みたいなものです。
私は旧機種をクレードルなしで2年ほど使ってきましたが特に困ったことはありません。
充電自体はUSBケーブルを挿せば可能ですし、クレードルを使ったからと言って通信速度が速くなったり、受信広域が広がるわけでもありません。
背面にLANポートがありますが、LANケーブルで有線にしたからと言って通信速度が上がるとは考えにくいです。
ただ、電池切れが面倒な方はクレードルで常に給電しながら使うのには良いかもしれません。
Amazonでも購入することができるので、契約の段階では別段購入する必要もないかと思います。
もし、欲しければあとで購入すればいいだけの話です。
WiMAXの月額料金はいくらになるか?
やはり気になるのは月額料金。
私が契約しているのはBroad WiMAXの定額ギガ放題プラン1という料金プランになります。
このプランは月間データ量に制限がない使い放題のプランになります。
Broad WiMAXは業界最安級と言われているとおり、ネットし放題が4,000円以内で使えます。
その理由は月額割引にあります。
WiMAXのような通信サービスはプロバイダで契約することになりますが、どのプロバイダも顧客獲得のために高額なキャッシュバックキャンペーンを用意しています。
しかし、Broad Wimaxには一切キャッシュバックがありません。
キャッシュバックがない代わりに月額割引を2年間毎月受けることができるのです。
月額割引を適用させることで業界最安級を実現し、我々は安く通信サービスを利用できるといった仕組みです。
他社プロバイダのキャッシュバックはお得であることには間違いありません。
ただ、実際にキャッシュバックが貰えるのが数か月後であったり、途中解約してしまうとキャッシュバック対象外になってしまったり、
期日までに口座登録をしなければならないなどいくつか手順を踏む必要があります。
その点、Broad WiMAXは契約することで、確実に毎月割引を受けることができるので良心的と言えますよね。
今回紹介したW05を含め最新機種の端末も0円で購入できるので、気になった方は下記リンク先を参考にしてみて下さい。